2019/05/17
前回はスポーツのことばかりで興味ないわ~という方もいらっしゃったかもしれませんが、今回は『身体のつながり』について書いていきますね。
これは興味深いと思いますので、しっかり読んでくださいね。
そして、読んだら実践してくださいね。
身体はつながっているということ、分かっているようで忘れがちですよね。
肩がこったから肩をもんで~、腰が痛いから腰をもんで~って、その時はなんとなく気持ちいいしよくなった気がしますが、またすぐこったり痛くなったりしてしまいます。
顔のたるみ・くすみが気になるからどうにかして~って美容鍼灸を受けに来られて、その時はスッキリするんだけどまたすぐたるんできちゃうの、どうしてでしょうね?
原因が気になっているところだけにはないからなんです。
とてもわかりやすいので、”たるみ”でお話していきますね。
”たるみ”が気になる方は、胃腸の弱い方が多いです。
東洋医学のお話になってしまいますが、肌肉を主っているのが胃腸なんです。
ちなみに、表面の皮膚は肺です。
胃腸が弱い方はお肌がとっても柔らかい方が多いです。
柔らかいとたるみやすいということは想像できるかなと思います。
かと言って、硬ければいい訳ではないですよ。
いわゆる、張りがあるお肌が理想です。
胃腸が弱く、お肌がやわらかくて”たるみ”が気になる方は、お顔だけではなく胃腸を元気にしていかないと、なかなか改善が難しいということになります。
それから、肩こりがある方も多いです。
これは東洋医学のお話ではありませんが、筋肉が硬いということは、筋肉が縮んでいるということです。
縮むと周りの筋肉や皮膚などを引っ張ります。
はい、想像してみてください。
肩こりで肩の筋肉が硬くなっていると・・・
肩の方に顔の筋肉や皮膚が引っ張られ・・・
たるみますね・・・
これが身体はつながっているということです。
もうひとつ、具体的な例をお話しますね。
今、美尻トレーニングって流行ってますよね?
トレーナー繋がりの知人が、美尻トレーニングの有名な先生のレッスンを受けに行かれたそうなんです。
が、トレーニングの前に1時間ぐらい足のマッサージをしたそうなんです。
美尻トレーニングですよ・・・
どうしてだと思いますか?
詳しく教えてはもらえませんでしたが、顔のたるみのお話と同じで、足が硬いとお尻が硬い足の方に引っ張られて下がってしまうからだと思いました。
もちろん、筋肉が硬いとトレーニングの効果も下がるからでしょうね。
1時間ですよ。
びっくりしますよね。
でも、美尻の方はそれくらい努力をされているということです。
私はこのお話を聞いて、年齢とともに重力で色々下がってくるって言うけれど、それだけではないんじゃないかなと思うようになりました。
年齢とともに筋肉や関節が硬くなってしまうから、硬い方に引っ張られて下がってくるんじゃないかな?と。
あくまでも私見ですが・・・
この絵を見てください。
これは胃に関係したツボを線で結んだ経絡というものです。
なんと、胃に関係したツボが、足や顔にあるんですね。
お腹・腿の前側・脛(すね)は硬くなっていませんか?
顔がたるみますよ~
身体ってつながってるんです。
だから、運動もしましょうねとお伝えするんです。
運動というからやりたくないって思われるのかもしれませんが、硬くならないようにだとストレッチもいいですよね。
硬いとね、色々なものの巡りが悪くなってしまいますから、柔らかい方がいいですよね。
でも、適度に動いた方が、筋肉を付けることもできるし、ほぐすこともできますから、一石二鳥です。
そうそう、筋肉って、身体を動かすためだけに必要な訳ではないんですよ。
筋肉があるといいこといっぱいです。
次回はそのお話をしますね。