2020/11/14
最近、おなか、特におへそより下のお肉が気になるので『痩身鍼灸』を受けてみたいというご希望が増えております。
『痩身鍼灸』はオンライン予約を受け付けておりません。
その理由は
・痩せるツボがある訳ではない
・1回や2回では効果は期待できない
・最初の1か月間は週2回通っていただきたい
・効果の出方や施術時間に個人差がかなりある
・体質によっては効果が期待できないことがある
・痛みや内出血を伴う可能性が高い
・ある程度の運動と食事の見直しは必要
などなど、かなりハードルが高いのです。
それでもがんばってみたいという本気の方のみお受けしております。
が、残念ながら現状、時間帯によっては週2回のご予約が承れない状況です。
先日の妊活とかぶる点が多々あるのですが、まだ読まれていない方はこちらもお読みください。
妊活で一番大切なこと
多くの方のイメージが、痩せるツボがあって、そこに鍼をすると食欲がなくなって痩せるというものです。
こんなツボ、あったら誰も苦労しないですよね。
そして、食欲を誰かになくしてもらおうと思っていることこそが、おなかぽっこりの原因です。
そもそも、食べずに痩せるというダイエット方法は大反対です。
ただ、必要以上に食べているとおなかがぽっこりしてくることは事実です。
ここで体質が関係してくるのですが、
・イライラすると甘いものが食べたくなる
・疲れると甘いものが欲しくなる
・お腹が空いているわけではないのに食べてしまう
・食べてないのに太ってしまう
という方、多いですよね?
イライラしたり忙しすぎたりして緊張状態が続いていると、甘いものを食べて緊張感を緩めようとします。
これは甘いものを食べることではなく、根本的なイライラやストレスなどの原因を取り除く必要があります。
甘いものを食べる以外の発散方法を見つけることも大切です。
鍼灸ではイライラやストレスが溜まりやすい体質の改善を目指します。
お腹が空いていないのに食べてしまったり、空気を吸っても太るのよというタイプの方は、お身体が弱っている可能性があります。
食べているから元気と思いがちですが、お身体が弱っていて食欲だけが暴走している場合もあります。
また、キュッと引き締める力が低下している場合もあります。
これも鍼灸で体調を整えて、食欲の暴走を止め、キュッと引き締められるようにしていきます。
激しい運動はかえって痩せにくい状況をつくってしまう場合もありますので、適切な運動指導も必要です。
このタイプが『痩身鍼灸』は向いていないタイプです。
体質でお断りさせていただいている方も割と多いのが現状でもあります。
また、食べてはいるのだけど必要な栄養素が摂れていないため、身体は飢餓状態の”隠れ栄養失調”の方も増えていると言われています。
身体としては必要な栄養素が足りていないため、もっと食べなきゃとなる訳です。
このような場合にはやはりきちんとお食事を見直す必要があります。
特に日本人女性はタンパク質が足りていない方がほとんどですので、正しい食事を心がけることが大切です。
胃腸が弱いタイプの方だと、脂肪というよりむくみの方もいらっしゃいます。
むくみは全身どこにでも発生します。
むくみがスッキリすると2~3㎏は体重が減る可能性はあります。
全てにおいて原因があるから結果があります。
原因を探すことは時に痛みを伴うこともありますが、ここを無視しては解決することはできません。
そしてダイエットに成功したとしても、待っているのはリバウンドです。
まずはご自身でできることを解決し、それでも難しいところはお手伝いさせていただきます。
この難しいところというのが、年齢と共に低下する代謝の部分かなと思います。
残念ながら、年齢と共に代謝が落ちてしまうことを実感されている方は多いと思います。
代謝を上げるために
・運動をして筋肉をつける
・体温を上げる
ことが大切です。
『痩身鍼灸』では
・代謝を上げるために脂肪層に鍼をたくさん刺す
・お灸で温めて脂肪を溶けやすくする
・老廃物を流れやすくするためにカッサでもみほぐす
ということを行っていきます。
通常は体質改善は含まれませんが、オプションで付けていただくことは可能です。
脂肪層まで鍼をたくさん刺すため、内出血する可能性は高いです。
脂肪が硬いと落ちにくいため、柔らかくするためにもみほぐしますので痛い方もいらっしゃいます。
いくらお灸で脂肪が溶けやすい状態にし、鍼で代謝を上げ、カッサでもみほぐしても、お家に帰ってゴロゴロしていたら水の泡です。
なので、キツイ運動でなくても大丈夫ですが、ストレッチなどはしていただく必要があります。
もちろん、食べたいだけ食べていては絶対に無理です。
私も鍼灸の専門学校に通っていた頃、運動量が減り、生活が不規則になり、夜遅い時間にごはんやおやつを食べることが多くなってしまい、かなり太ってしまった時期がありました。
その時に行ったのは食事制限のみでしたが、1年かからなず元に戻すことができました。
夜の炭水化物を抜いて、タンパク質はしっかり食べる、それだけです。
タンパク質はしっかり摂っていたので、すごく辛いという感じはありませんでした。
今も夜の炭水化物は控えるようにしています。
食事やおかしを減らしたくないから運動や鍼灸・エステなどでと思う方も多いでしょうが、食事制限なしでのダイエットの方がかなり大変です。
食べる量を減らすのではなく、食べるものを選ぶということです。
最初はなかなか難しいかもしれませんが、これは健幸を維持するためにもとても大切なことです。
西洋医学的な考え方では、”体質”を考慮しないことがほとんどですが、お一人お一人”体質”が違う訳ですから、本来はその方に合った方法がそれぞれにあるはずです。
YouTubeなどをみて自己流でされている方も多いと思いますが、それが本当にご自身にとって必要か、合っているか、効率がよいのかなどなど考えることが大切です。
私は”体質”から考えさせていただきますし、運動指導や姿勢改善に関してはオオツカが専門ですので、ぜひ一度ご相談ください。
https://www.karadakaeru.jp/re
みかづきのオプションメニューでエクササイズ指導もございます。
こちらもぜひご利用ください。
当日の急なご予約ですと対応できない場合もございます。
早めのご予約をお願い致します。
忙しい、時間がない、運動が苦手な方こそ、効率的にぽっこりお腹を解消できる方法を探していきましょう。